詩のブログ

詩を書いています。

何者にもなるな

特別かどうかなんて 知らないけれど

あなたは偶然ではない

あなたの延長線上に あなたはいるのだろうか

何者かなんて 知らないけれど

あなたは必然でもない

あなたの真ん中に あなたはいるのだろうか

 

覆いかぶされたものを 拭い去って

何者にもなるな

むかれてむかれて無になれ

何者にもなるな

 

番号

割り振られて 振り向いて

数字のように 順につき

旗を立てて 擦りむいた

どこから やってきたのか

体操の時間 徘徊の時間

傷つく表現 果たし合い

行列を崩して 逃げろ

数式を壊して 走れ

 

 

 

足跡を消して そこから

ギザギザと 履きつぶして

足跡を消して そこから

ギザギザは 砂で埋めて

足跡を消して そこから

遠い海へと 旅立つから

足跡を消して そこから

近い光を 見つめるから

足跡を消して そこから

 

さあ 今ここだ

足跡を消して ここから

 

 

 

 

チューニング

チューニングなしでは 希望も語れない

心地のいい音 聞くだけじゃ 夢は語れない

雑音が育む それじゃいけないと

思い詰めて はばたく 真昼の虹に

靴の中 小石が 砕ける音を 聞いてみろ 

 

私の判断は 稀に見る 余る涙だ

私の決断は 見限る 弱い鋼だ

私とて 冷血ではない 心意気 有限に

もう生きれない 言葉とともに

力無い私が その姿 見れますように