自称詩人

詩を書いています。

寒い昼と空の憂鬱

寒い寒い昼に 私は泣いていました

涙が凍ってしまうほど たくさん出て

柔らかい部分に 突き刺さりました

明日 書店に行ってきます

また旅に出るために 大きなカバンは 捨てて

よそ行きの 服と靴で 彷徨って

迷い道から 目覚めたら

短い文章が 暖かく 包んでくれるでしょう

私には何もないと 考える心だけがある

それでいいでしょう

誰もいない 道なき道を 私は先頭に立って

歩むから 私は 泣くのです

罪でしょうか 許しでしょうか

それとも 夢を 叩き壊す 斧でしょうか

破滅は しっとりと やってきます

寒い昼に 空は 憂鬱で参ります

私に 愛と勇気をください

友だちがいないから 今日も

空を想って 泣いています

私は明日も 泣くのでしょうか

雪と絶望の祭典(反社会)

埋まってしまえ

失う記憶 繋がる未来に

1人で 立ち尽くして

絶望という 判子を押して

あぁ歯が 痛むよ

温かい アンカを つけっぱなしはいけない

か細い ピアノ音が 軋むじゃないか

絶望は 踏み潰して 祭典に出すんだ

何度でも 雪でまぶして 見せ物にしてやれ

絶望を 見せ物にして 晒してやれ

願望も 念じて 晒してやれ

見せ物にして 注目の的だ

願いを 叶えられる限り

私は 反社会で いられる

 

 

ジブリも嫌い 太宰も嫌い

ジブリも嫌い 太宰も嫌い

寺山修司も嫌い

アルジャーノンも嫌い

ビリー•ミリガンも嫌い

ビートルズ嫌い ジョン•レノン嫌い

ストーンズ嫌い 尾崎も嫌い

何もかもが憂鬱の色を塗りたくる

 

私は心に楔を打って

笑ってやる

好きでもない堕ちた心に

誓ってやる

届かない言葉たちを慰めるために

祈ってやる

 

 

 

 

つまらない つまらない

つまらない つまらない涙が流れて

 

川辺に 本を 捨てにいこう

詩を書いた 紙切れに 石を置いて

その地に 馴染むまで

その地に 埋もれちまえ

 

汚い不自由などと 口をつぐめば

詩でなじった 落ち葉に 涙浮かべて

その地に 落ちたなら

その地に 埋めちまえ

 

 

 

 

朝の苦痛 夜の安堵

目覚める苦しい朝は

1日の始まり

眠りの安堵の夜は

1日の終わり

回る地球の速さはいつか

この手でトドメを刺して

私の朝 私の夜

真昼の不安 真夜中の安心

巡る時間の流れはいつか

この手でトドメを刺してやる

 

 

 

だけど発露 だけどあらわに

誰の言葉も 借りないで

言葉を 発することは

できないのかもしれない

だけど発露 だけどあらわに

何か言うことは きっと

空気になる前に

絶望に 挑むことだ

 

短く 表せる言葉なら

長く 続けて 煙に巻いてしまえ

指をねじって 額に押し付けて

善悪を ひねってしまえ

だけど発露 だけどあらわに

もう二度と 言わない言葉で

 

 

 

 

 

優しい人になれなかったね

涙が 温かいことを もう忘れました

何も 話さないよ 全て忘れました

歯軋り 歯軋り 歯が痛い

眠って 起きて 

疲れたと言って 死んでいく

 

自分のことは 語らない

助けは 来ないから

自由になる 消滅のとき

弾丸が 降る世界ならば 良かった

誰かのためなどとは 思えない

優しい人に なれなかったね

 

伸びすぎた爪 切りながら 思い出した 

優しい人に なれなかったね

私は 住処から 追放された

あぁ 優しい人に なれなかったね